〜教えて、アッコ先生!第二回〜 神輿ってなあに?

〜教えて、アッコ先生!〜

第二回 神輿ってなあに?

 

うっちーは日本祭り当日に向けて、日本文化について勉強するみたい!

みんなもうっちーと一緒に、日本をもっともっと知ろう。

 

japan festival boston team Yumiアッコ先生、こんにちは!今日はお祭りの醍醐味、「神輿」について知りたいな。

 

うっちー、こんにちは。今日は「神輿」について話そう。

うっちーは神輿を見たこと、もしくは担いだことはあるかな?

もちろん!昔お祭りに行った時に、神輿を担いだことがあるよ。でも祭りによって神輿の大きさや形が全然違った気がする…

さすがうっちー、凄くいい視点だ。神輿の大きさや形、色は祭りや神社によって大きく異なるんだよ。だからこそ日本中でそれぞれ違う神輿が見れるのも祭りの一つの楽しみだといえるね。神社から街へ、掛け声とともに神輿が進んでいく景色は、とても厳かで美しいよ!

でもそもそも神輿ってなんのためにあるの??

 

神輿は神様の乗り物なんだよ。神様はいつもは深い森の奥にいるんだ。でも祭りの日だけは、神輿という神聖な乗り物に乗って、街までおりてこられるんだよ。そして街の隅々を巡って人々を祝福しているんだよ。

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私が担いだ神輿にも神様が乗っていたの!?!?

 

祭りが時代とともに変わったように、神輿も少しづつ変わって来たんだ。例えば、江戸時代の祭りの中心は山車だったんだ。でも明治時代に入って街中に電線が張り巡らされてから、山車は大きすぎて支障がでてしまった。だから高さが気にならない神輿が奨励されて、「宮神輿」に加えて「町神輿」が普及したんだよ。逆に地方の祭りでは、工夫が凝らしてある山車が名物になっているよ!現在は、地域のコミュニケーション、世代間の交流のシンボルとしての役割も担っているんだ。

神輿も時代とともに形が変わって、役割も変わってきたんだね!

ということは、今のお神輿って凄く昔に作られたものってわけではないんだね。

そうなんだ。実は太平洋戦争の時に東京などの都市は空襲にあってしまい、多くの神輿も燃えてなくなってしまったんだ。1948年に浅草の祭りが再開されてから、神輿を新調する大ブームが起こったんだ。ある製作所では年間200基も作ったそうだよ。

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200基なんてすごい!!今私達が知っている神輿は最近作られたものが多いんだ!

 

でも、神輿は今も伝統的な技術を使って作られているんだよ。神輿は、神社の小型版みたいな形をしているだろう?今は”工芸美術”として神輿の価値が見出されているんだ。例えば東京都心や近郊の各地域で、祭りのシンボルとして認識されている神輿は、江戸時代の町人文化と、明治以降の都市文化によって発達した江戸神輿なんだよ。手作業でしか出せない繊細さや美しさを彼らは伝承し続けているんだ。

日本の伝統を受け継いだ技術からできている神輿なんだね!!

アッコ先生のおすすめのお神輿はあるの!?

私のおすすめのお神輿は「三社祭り」のお神輿だよ!

三社祭りは東京で5月に開催されるお祭りで、地域の44の町神輿が集合して町を練り歩く「町内神輿連合渡御」が行わるんだ。全ての神輿を送り出すのに3時間もかかると言われているよ!三社型のさまざまな神輿を多数見ることができるのも魅力の一つなんだよ。

とっても素敵!44の様々な神輿が見れるのは魅力的!!

そういえば、アッコ先生もボストン日本祭りの為に神輿を手作りしたんだよね?

そうなんだ!私は毎年、ボストン日本祭りで神輿のワークショップを行っているんだよ。この神輿は、私が廃材をリサイクルして作ったんだ。当日は神輿を担ぐ事もできるから、みんなぜひ来てね!!

 

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神輿が担げるなんてすごく楽しみ!!絶対ワークショップに行きます!当日が楽しみ!

アッコ先生、今日も本当にありがとう。これからもお願いします!

第三回もお楽しみに〜

内田有美

*参考文献*

「神輿の歴史・鑑賞知識から、各地の祭り情報まで 英語訳付き 日本の神輿と祭りハンドブック」、誠文堂新光社、宮本卯之助、2015年7月13日

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